アスリート

パフォーマンスアップにつながる一番効率の良いトレーニングとは?

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これはいちばん聞かれることであり、

とても重要なことでもあって、

私自身も追い求め続けていること。

可能性は常に追求しなければならないが、

現状の私の答えはこうだ。

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パフォーマンスアップにつながる一番効率のいいトレーニングとは?

強いて言えば、実戦の積み重ねが最も効率が良いと言える。

トレーニングする最終的な目標は試合に勝つためであり、

試合に勝ちたいのだから、試合を重ねることが最も単純で効率的なトレーニングだといえる。

ただ、「一番効率のいいトレーニングとは?」と疑問に思う人の大半は、

「どんなエクササイズがいちばん良いのか?」という意味をもってこの疑問を投げかけている。

 

ベンチプレスやスクワットのようなフリーウエイトエクササイズがいいのか?

走り込んだ方がいいのか?

体幹トレーニングがいいのか?

ヨガを取り入れるといいのか?

 

ただ、『実戦以外の何か』をすることは技術練習も含めて当たり前のように行われているが、

『何がいちばんいいのか?』ということを考えるにあたり、

まず考えるべきはエクササイズではなく、

何かしらの目的や要素を考えることだということを、忘れてはいけない。

 

エクササイズをえらぶとき、私はどう選んでいるのかというと、

まずは試合や練習風景を見ることから始まる。

どうしても見られないときは、

たとえばウエイトトレーニングならbig3(パワークリーンorフロアリフト、ベンチプレス、スクワット)を中心に全身を満遍なく刺激できるようなエクササイズを処方するが、

これが必ずしも効率的な方法とは到底言い難い。

なんの事前準備もなくエクササイズを選んでしまうのは、

医師が診察もせずに薬を処方したり、手術を始めることと同じだからだ。

 

トレーニングはカリキュラムありきで進めればいいものではなく、

その時々でよりベストな方法を常に選びながら行うことが最も効果的。

自分に必要なものは一体何か?

それを問いかけなければ、効率的な方法は見つからない。

フィジカルトレーニングの役割は「体力の向上」と「土台づくり」

一般的にトレーニングと言われるフィジカル強化のためのエクササイズには、大きく分けてふたつの役割があると考えている。

  1. フィジカルトレーニングは競技パフォーマンスの要素の一部である『体力』を向上させる
  2. フィジカルトレーニングは競技パフォーマンスの土台を強くする

フィジカルトレーニングによって最も向上させることができる要素は『体力』であり、それ以上もそれ以下もない。

しっかりトレーニングを積み重ねれば、競技パフォーマンスを構成する要素の一部である『体力』は向上する。

 

ただ、体力が向上したからといって、

結果としてパフォーマンスそのものが目に見えてなにか変わるかといったら

必ずしもそうではない。

 

体力の不足によってできなかったことができるようになる、という意味ではパフォーマンスップの向上に直結することもありえるが、

すべてが体力強化のトレーングによっていちばん効率よく改善・向上できるわけではない。

技術練習を重ねたほうがより効率的なことも少なくないし、むしろそのほうが多いのかもしれない。

 

一方で、技術練習や実践の質を高めるため、量をこなせるようにするためと言う意味でも体力強化は役に立つ。

一見競技とは関係なさそうなことをトレーニングとしてこなす意味はここにある。

トレーニングは「何をやるか?」より「何を求めるか」が重要

現在は、エクササイズや方法論が多く情報としてあるため、結局何がいいのかがわからなくなる現象が起きている。

方法論はそこまで重要ではない。

トレーニングは、狙った要素「だけ」が必ずしも向上するわけではないからだ。

トレーニング環境やトレーニングに割くことのできる時間帯などを考えてエクササイズは選べばいいので、「何を求めるか」をまずは大切にすれば良い。

 

必要なのはトレーニングに何を求めるかであって、方法論は、後から付いてくるものだ。

 

トレーニングコーチ瀧本銀次朗@PerformarsAct

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