食事制限は頑張っているのに痩せない。しかも腰がつらい——それは「身体のSOS」かもしれません
西新宿で働く30代〜50代の女性から、よく伺うお悩みがあります。
「食事量を減らしているのに体重が落ちない」
「むしろ顔だけこけて、体は変わらない」
「そして何より、腰が重い・痛い」
真面目な方ほど、痛みがあっても仕事を止められず、食事も努力してしまいます。
でも、ここで一つだけ大切な視点があります。
重い腰痛は“根性で乗り越えるもの”ではなく、身体からのSOSです。
体が助けを求めている状態で削る努力を続けると、痩せにくい方向に傾くことがあります。
なぜ「腰痛を無視した食事制限」は痩せにくいのか:体は“守るモード”に入るから
痛みがあると、体は無意識に緊張し、呼吸が浅くなる
腰がつらいと、人は無意識に体を守ります。動きを小さくし、腰を固め、呼吸も浅くなる。
呼吸が浅いと肋骨が上がり、体幹のコルセット筋(深い支え)が働きにくくなります。
すると姿勢が不安定になり、さらに腰で踏ん張る——この悪循環が起きやすい。
ここで重要なのが、体が緊張し続けると、巡りが落ち、睡眠も浅くなり、日常の消費(出力)も下がりやすいこと。
つまり、腰痛を抱えたまま削る努力をすると、体は「減らす」より「守る」を優先しやすくなります。
「体重は落ちないのに疲れる」のは、回復が追いついていないサイン
食事制限で摂取を減らしても、回復(睡眠・呼吸・自律神経)が落ちていると、体は省エネになります。
そして省エネの体は、見た目にも“軽さ”が出にくい。
あなたが悪いのではなく、体が「今は減らすより守る時期だよ」と教えている可能性があります。
なぜマッサージだけでは戻りやすいのか:原因は「硬さ」より“支え方”だから
マッサージや整体で筋肉がゆるむと、その場は確かに楽になります。これは大切なケアです。
ただ、呼吸が浅いまま・体幹の支えが戻らないまま・腰で踏ん張る使い方が同じなら、体はまた同じ状態に戻ります。
私は整体サロンも併設していますが、立ち位置としてはあくまでパーソナルトレーニングが主役です。
受け身で整える時間から、自分でコントロールする能動的な時間へ。これが“戻りにくさ”と“痩せやすさ”の土台になります。
解決策:痩せる前に「回復の土台」を整える。腰痛持ちのための順序
① まず「吐く呼吸」で肋骨を落ち着かせる
腰痛が強いときほど、最初にやるべきは腹筋運動ではありません。
息をゆっくり吐いて肋骨を静かにおろし、肩の力を抜く。
これだけで体幹のコルセット筋が働きやすくなり、腰の踏ん張りが減る方がいます。
痩せるための“アクセル”は、実は呼吸から入ることが多いです。
② 次に骨盤と股関節を安定させる(腰を働かせない動きへ)
腰痛がある方の多くは、股関節が固まり、お尻が休み、腰が代わりに頑張っています。
コンディショニングで股関節を動かし、お尻に支える感覚を戻すと、腰は“主役”から降りやすい。
この段階で、立ち姿や歩き方が変わり、見た目のラインも軽くなりやすいです。
③ 最後に機能改善の運動(痩せるためではなく、保つために動く)
土台が整ったら、必要な範囲で運動を足します。
「筋トレで追い込む」ではなく、疲れにくく、姿勢が崩れにくく、出力が落ちない体を作るための機能改善です。
ここまで来ると、食事制限の効き方も変わりやすい。体が守りではなく、前向きに変化しやすい状態に入ります。
腰痛は敵ではなく、身体のメッセージです
私は学生時代に重度の腰椎椎間板ヘルニアと坐骨神経痛を経験し、動けない絶望を知りました。
だからこそ、痛みを無視して頑張らせることはしません。
腰痛があるのに痩せない——それはある意味、体があなたを守っているサインです。
回復の土台を整え、出力を取り戻せば、痩せ方は“綺麗”に変わります。
一人で抱えず、順序を一緒に作りましょう。
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